大阪・吹田で初心者の方向けの家庭料理教室

「のんの」のひとりカルチャ-教室を主宰している藤本園美です!

調理道具好き・お鍋好きが高じて、「お鍋専門サイト」の当サイトを運営しています(^^)

 

ルクルーゼの鍋は、見た目の可愛さもあいまって、近年人気が高まっています。

実際、素晴らしい鍋であることは間違いありません。

 

ですが、扱いに注意な鍋で、欠けや割れが起きてしまうことも少なくありません。

 

修理やリペアは出来る?

 

結論から書くと、ルクルーゼの公式サイトにも記載されていますが、

ルクルーゼ本社でのリペアや修理は行っていません。

ルクルーゼの公式サイト

 

ル・クルーゼ社は、自社の鋳物ホーロー製品にLIFE TIME保証(生涯保証)をつけています。

ただ、この保証は製品の製造上の不良に限り適用されるものなので、

使用上の自然摩耗や誤使用による不具合や破損、また業務用で使用された場合に関しては、保証の対象外となります。

 

つまり、「使っていて不具合が起きた場合は、基本的にはリペア・修理してもらう術はなく、

致命的なダメージの場合は基本的に新しいものを買うしかない」ということです。

 

となると、「じゃあどういう場合はセーフで、どういう場合はアウトなの?」ということになってくると思いますので、

その基準を解説します!

 

新しいものを買うべきかどうかの基準

内部の状態

 

まず、お鍋の内部についてです。

これは、内部のある個所が、鉄の部分が見えるほど剥がれた場合は厳しいです。

具体的には、3cm︎×3cmくらいの大きさ以上の剥がれの場合です。

 

鉄の部分に調味料や食材が触れることで、化学反応が起きる可能性があり、

出来上がりの料理にもその影響が出たり、心配をしながらの調理になったりします。

 

「全く使えない」ということではありませんが、それは言葉の綾みたいなもので実質的にはアウトです。

おそらく使っていくうちにその部分が広がっていくので、こういったケースの場合は、そのお鍋は残念ながら諦めた方が良いです。

 

外部の状態

 

外部の場合は1cm×1cm未満くらいの欠けであれば、しばらくの間、使えないことはないです。

ただ、その部分が火に反応して、ガス火だとバチバチ音がしたりするようになります。

 

結局は、先述の内部のお話と同じく、¨傷もの¨になってしまったこと自体に変わりはなく、¨使えないことはないというだけ"の状態です。

そこから劣化の方向に進み、「使うことを積極的に推奨出来ない」といった状態に、かなり早い段階で近づいていきます。

 

上記のような状態になってしまった場合、遅かれ早かれそのお鍋は使えなくなってしまうので、

残念ですが、諦めて次のものを買う方が良いです。

 

ルクルーゼは、気をつけるポイントを抑えて使用すれば、

欠け・割れ・剥がれなどはほぼ起きず、5年や10年の単位で使えるお鍋です。

 

ただ、

  • お鍋を使う時にそんなに神経を使いたくない
  • 今回のことで嫌になってしまった

というような方は、

 

ビタクラフトの鍋やジオの鍋がおすすめです。

オールステンレスなので耐久性も非常に高く、使いやすく扱いやすいので、より初心者向けの鍋です(^^)

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